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図書館

小学生のころ、昼休みや放課後一人で図書館にこもり本を読んでいた。冬の寒い季節には、日の当たる席に座ると穏やかに暖かく、古いカーペットの匂いと本の匂いが混ざり、埃っぽい幸せな空間だったことを思い出す。一方で放課後、気づくと暗くなっている窓の外を見て、急に怖くなった記憶もある。特に怖い物語を読んだ後は、逃げるように階段を駆け下りた(図書館は3階にあった)。外国の冒険の物語、学校の怪談などの怖い物語、もう少し低学年では、かいけつゾロリスプーンおばさんなどの本を読んでいた。友達と一緒に外を走り回って遊んだ記憶もあるが、図書館に一人でいた記憶は幸せなものである。もしかしたら、図書館という(あまり人のこない)場所と物語の世界が一つの逃げ場だったのかもしれない。

今、年長の長女が市立図書館で途切れることなく本を借りてきて、暇を見つけては読みふけっている(おばけマンションシリーズ)。「ここはどんな意味?」と聞いてくることも多く、私にとっても楽しい時間だ。長女の本を借りるついでにと、私も本を借りて読んでいた。いつの間にか、長女が読み終えてなくても、自分の本を借りに図書館を利用するようになった。

エアロバイクを漕ぎながら30分ほど。夜、子どもを寝かしつけた後にお茶を飲みながら。ここ最近は、糖質制限の本を何冊も借りて読んだ。

図書館で静かに空間に浸って過ごす時間はもうないが、今でも私の逃げ場となっているのかもしれない。

今日は午前中、宅急便に行った帰りに小学校のグラウンド兼公園で、息子と遊んできた。冷たい風に肩をすくませながら、校舎から聞こえたリコーダーの音で、ふと小学生の頃のことを思い出したのかもしれない。長女の受験で、小学校入学について考えていたからだろうか。

さ、息子がお昼寝している間に読書とエアロバイクでもしてこよう。